視界に浮遊物が見える症状「飛蚊症」
飛蚊症とは、視界に浮遊物が見える。
常に異物が飛んでいるように見える症状をそう称した呼び名です。特に、自覚症状として「黒い点が見える」ということが多く、それが、まるで蚊が飛んでいるようだということから飛蚊症と名付けられました。
また、この症状自体は、病気というものではなく老化現象の一つとして発症する生理的飛蚊症で、大半の場合は、何の治療も必要ありませんし、有効な治療方法というものが確立されていないという事も言えます。
生理的飛蚊症のメカニズムは、硝子体の老化が関係していて、成分の一部であるムコ多糖類の構成が壊れて、ゼリー状の組織が水分を保つ事の出来ない液体である水に変ってしまう事で、不純物や細胞組織の一部が浮遊してしまう事が多くなります。
一度飛蚊症を患うと、代謝促進により再び硝子体の成分構成が元に戻り、同時に不純物が取除かれる事があり、短時間で解決できない場合も少なくありませんし、老化により発症頻度が高くなるので、そのまま改善されずに少しずつ進行する場合もあります。
基本的に症状の進行は、ゆっくり進みます。
このような場合は、その他の眼病が関係している場合も少ないので心配する必要もありませんが、せっかくなので、その機会に眼底検査を行ってもらうのも良いかと思います。
日ごろから出来る改善方法としては、アンチエイジングに有効とされる抗酸化成分を摂取するように意識したり、硝子体の構成成分であるムコ多糖類、中でも、ヒアルロン酸などが有効であるという情報もあります。
また、半透明の浮遊物は、硝子体膜を構成しているコラーゲン繊維であるという情報もありますので、コラーゲンも意識的に摂取するという事もありますが、コラーゲンは、アミノ酸として、日ごろの食事からも比較的摂取されます。
いずれにしても、生活習慣も症状の進行と関わりがあるので、出来る限り健康的に生活する心がけこそが、飛蚊症の進行を抑える特効薬なのかもしれないなと思います。
参考:飛蚊症治療と栄養補給
